モルファがフィンランドのAI企業TDSを子会社化することを決定した。TDSはコンピュータービジョンやディープラーニングのソリューション開発に特化し、ヘルスケア分野や産業用IoT関連分野に事業を展開している。モルファとTDSは昨年、業務提携し、ディープラーニングを用いた新技術を開発した。TDSの取得価額は5億7300万円で、取得予定日は2018年10月。M&Aアドバイザーとしては、モルファがAI技術の拡充を図る上で、TDSの子会社化は戦略的な決断であると評価できる。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。